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国指定重要無形民俗文化財 真鶴貴船まつり

小早船鹿島踊り櫂伝馬花山車囃子神輿まつりの歴史進行の概要

神輿 みこし

 祭典2日間にわたり町内を練り歩く神輿。貴船神社の神輿は、27日の「発輿式」の後、神社境内の急な階段を降りることから巡幸がはじまります。神社周辺を練り歩くと、宮ノ前岸壁から神輿船に乗せられ、東西櫂伝馬、東西小早船、東西囃子船とともに華麗な「海上渡御」の神事を行ないます。お仮殿前岸壁に着くと、すぐに西の浜、次いで東の浜に於いて、神輿を屋根まで海に入れる「みそぎ」と呼ばれる神事が行なわれます。町内を巡幸する際は、町の人々から水をかけられずぶ濡れになるなど、その勇壮な姿が印象的です。水を含んだ神輿は重さ1トンになるともいわれ、担ぎ手の力の見せどころとなります。
 なお、貴船まつりに参加する担ぎ神輿は3基ありますが、一般に他地域のまつりなどで「宮神輿」と呼ばれる神社の神輿「本神輿」は1基のみで、他の2基(役場・同年会)は同好会等の協賛神輿としてまつりに参加しています。このことから「海上渡御」や「みそぎ」といった神事は、当然に貴船神社の神輿しか行なうことができず、これも古くから貴船まつりに携わる人々が守ってきた重要なしきたりとなっています。
 このように、2日間にわたり町内を巡幸してきた「本神輿」は28日夜に、27日と逆コースの「海上渡御」を経て、神社へ還御しますが、108段ある神社階段を駆け上がる姿は力強さが感じられる一方、漆黒の闇の中、灯りに照らされる神輿が、神社に吸い込まれるように階段を上るその幻想的な光景には、多くの人々が魅せられ、まつりのみどころの一つとなっています。
 


西の浜で「みそぎ」を行う神輿

町内渡御を終え海岸通りに戻った神輿
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